輸入ビジネスに必要な想定レートとは?!
輸入ビジネスの大須賀祐よりありったけの愛と感謝を
こめてtoday・・!
いかがおすごしですか・・
セミナー中の大須賀祐です。
輸入業者の社内想定レートってご存知ですか?
今日は、輸出入企業が、為替のリスクヘッジの一環として実施している
社内の想定為替レートについてお話しましょうね。
社内の為替レート あなたは、この言葉聞いたことがありますか?
為替は、日々動いています。
たとえば、ドルを例に挙げれば、今日は102円明日は103円などのように
その時々のマーケットの思惑によってめまぐるしく変わります。
しかし現実的に輸出入企業は、これらの変化を毎日商品の価格に反映
させているわけではありません。
ほとんどの企業は、半年に1度とか1年に1度位で、自社にて固定して
しまいます。
具体的に説明しましょうね。
たとえば、今ですと1ドル102円あたりですね。
輸出業の場合、今後半年、1年先あたりの展望を予測します。
為替の専門家の見解をもとに1ドルが95円になっても採算が維持されるように社内
体制を整備していくのです。
そのように準備をしながら1ドルを95円に想定レートとして固定して事業
をすすめていきます。もし95円以上で推移していけば、その差額は差益と
なるわけです。
輸入業の場合は、逆に円安にふれてもいいように円安気味に想定レート
を定めます。今の状況だと110円~120円に想定しておけば、問題ないでしょう。
いかがですか?
合点がいきましたか?
また、明日おあいしましょうね。