一人たたずみ、何思うらむ・・・・
一人たたずみ、何思うらむ・・・・
迷路のような路地に迷い込み、ふと記憶は22歳の時に、迷ってしまったリスボンの石畳の急な狭い路地を思い出したのだ。
若き私にとって初めて行くヨーロッパは、日本とはすべてが違う国に見えたのだ。
その頃の、我々にとっての外国は、すべてがアメリカに象徴されていた。
TVでみるアメリカの生活は夢の国だった・・・
しかし、ヨーロッパは、何もかにもが、全く異次元の違いなのだ。
我々にとってアメリカは外国だ。
もしかしたら我々もこうなれるかもしれないという国であった・・・
しかし、ヨーロッパは、追いつくことができない異国なのだ・・・・
その成り立ちも、文化も、風習も、そしてその言語も・・・
時は、昭和52年・・・
まだまだ日本人が、世界的には認知されていず、どこに行っても差別的な扱いを受けた・・・
東洋人であることにひどくコンプレックスを覚えたものだ。
あれから、40年・・・・
日本は、世界ノービザランキング(ノービザで入れる国)で180ヶ国を誇る、遂に世界一の好ましい経済大国になったのだ。
どこへ行っても尊敬をもって迎えられる国になった・・・
ここ、ロビーニョでもそう・・
輸入ビジネスの大須賀祐よりありったけの愛と感謝をこめてJuly・・!
いかがおすごしですか?
西日本の大雨で大被害があったことを知りました。
被災された方々にお見舞い申し上げます。
ロビーニョの旧市街は海に突き出した独特の姿をみせています。
今は地続きになっていますが、当時は海に浮かぶ島だったのです。
もともとは小さな島に築かれたのですが、ヴェネツィア共和国支配の頃の1763年に海峡を埋めて本土とつなげ今のような街になりました。
先史時代からイリュリア人が定住していた古い歴史を持つ町です。
8世紀に初めて「ルジーニョ」という名前で書物に登場しています。
フォトジェニックな佇まいのお店が並ぶ路地を彷徨えば、隙間から見え隠れする青い海、街全体がまるでギャラリーのようなのです。
海の上にカラフルな家が立ち並ぶ景色はさながらヴェネツィア・・・
中世のままの茶色い屋根が続く景色はフィレンツェを思い起こさせる・・・
細く曲がりくねった石畳の小道が続く景色は、ミコノス島を彷彿される・・・・
細い路地の向こうに見え隠れするアドリア海のブルーにくぎ付けになってしまう。
そんな迷路風の路地には、小粋なカフェ、レストラン、息をひそめるようにそっとあるのです。
ここもそう・・・
海の手前には浪漫的テーブルと素敵な洋服が並べられています。
階段を海に向かって降りていくとそこは、ブティックなのだ・・・
なんてメルヘンなのか…
あなたの目で確かめてみたくなりませんか?
でも、やっぱりあんまり人には話さないで・・・
今日もあなたにとって夢のような1日でありますように・・
ありったけの感謝をこめて・・!